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【弁護士が解説】宅建の資格を取るべき3つの理由とは?

 

  • 宅建ってどんな資格だろう?
  • 宅建は取得した方がいいのかな?

 

 

 

こういった疑問に答えます。

 

本記事の内容

  1. 結論:宅建は取得すべき
  2. 宅建のメリット3つ

 

この記事を書いている僕は、弁護士。

宅建試験に3ケ月の独学で合格しました。

集計元 : 宅建士LAB https://takkenshi.jp/goukakuten-research-29/

2017年の合格点は35点でしたが、

43点を取得しています。

 

今回は「宅建とはどんな資格?取得した方がいいのかな?」というテーマで解説します。

なお、先にネタバレしておくと、宅建は取得すべきで、資格を持っていると人生の幅が広がります。

 

それではさっそく見ていきましょう。
3分くらいで、サクッと解説していきます。

宅建ってどんな資格?

宅建士とは「宅地建物取引士」の略称です。

この宅建士になるための資格試験を「宅建試験」といいます。

宅建試験は、毎年20万人前後が受験する最大規模の国家試験です。

 

宅建士は、不動産取引のエキスパート。

不動産売買や賃貸の際に、専門知識を有していないお客様に対して、詳しい説明をすることができるようになります。

宅建士だけができる仕事って?

「資格があると強い」と言われますが、宅建も同じです。

法は、不動産取引の際に宅建士でないとできない業務を定めていて、有資格者は以下の業務を独占的に行うことができます。

  1. 重要事項の説明
  2. 重要事項説明書(35条書面)への記名、押印
  3. 契約書(37条書面)への記名、押印

「重要事項」ってなに?

と疑問を持つと思いますが、例えば、違約金契約の解除に関する事項など、不動産取引をする時に買主や借主が事前に知っておきたい重要事項のことです。

不動産取引はとても高額で、説明すべき情報もかなり複雑です。お客様の多くは不動産に関する専門知識がないため、不当な契約を結んでしまうと思わぬ損害を被ってしまいます。そうならないように、重要事項を説明しなければなりません。

この説明をお客様にできるのは宅地建物取引士だけなんです。

 

さらに、宅建取引業者は、

  • 事務所の従業員5人に1人以上の割合で宅建士を置くこと

が法律で義務づけられています。

そのため、たとえば事務所の従業員が20人であれば、宅地建物取引士が4人必要となります。

不動産会社は、宅建士なくしては成り立たないので、不動産業界では宅建の資格を持っているだけで重宝されます。

宅建資格を取得する3つのメリット

宅建資格をとると、ぶっちゃけ、人生の幅が広がります。

メリットを3つご紹介しましょう。

1つ目:キャリアアップに有利

不動産会社にお勤めの場合、宅建の資格はキャリアアップに必要不可欠です。

有資格者は、営業力と信用度を一気に高められるので、営業成績が向上するだけでなく、役職に就ける可能性も上がります。

また、給料も上がります。不動産会社では、宅地建物取引士に資格手当として毎月1万円~5万円を支給している会社が多いです。

 

不動産会社以外にお勤めの方、具体的には、以下の企業にお勤めの方にもオススメです。

  • ハウスメーカー・ゼネコン関係
  • 金融機関
  • 一般企業の総務財務

ハウスメーカーやゼネコンでは、お客様に対して、不動産に関する法律や税務を説明する機会が多く、また、自社で建設した物件を売買するときに宅建の知識を活かせます。

金融機関や一般企業でも必要な理由は、不動産を担保に融資したり、資産運用で不動産を扱っていることがあるからです。

このように、宅建資格がキャリアアップに有利に働くのは、何も不動産業界だけではないんです。

2つ目:宅建資格あれば転職しやすい

今の会社で頑張っていても、終身雇用制度が崩壊した今、誰もが転職する可能性があります。

いつ転職するかは誰にも分かりませんので、あらかじめ自分の価値を上げておくのはクレバーな選択です。

転職に役立つ資格として、宅建社労士簿記などがよくあげられますが、実際に、転職サイトの資格ランキングを見てみましょう。

参考:doda https://doda.jp/guide/ranking/062.html

宅建は、

求人で必須条件とされている資格 第10

求人であれば尚可とされている資格 第1

です。

特に、宅建を持っていれば不動産会社、ハウスメーカー、工務店への転職は比較的容易ですので、将来の保険という意味でも宅建資格を取得することをおススメします。

3つ目:宅建資格があれば独立・開業も夢じゃない

賃金が上がらず、上場企業も倒産するご時世。頼れるのは資格です。

特に、不動産会社で2、3年経験を積んで仕事を覚えれば、宅建資格をベースに独立・開業することができます。

いきなり、デベロッパーになるのは難しいので、

  • 売買の仲介メインの不動産会社
  • 賃貸の仲介メインの不動産会社(元付け不動産会社)
  • 賃貸の仲介メインの不動産会社(客付け不動産会社)

あたりで独立するのが理想的です。

宅建資格を駆使して、いざとなったら、

「労働者」を卒業しましょう!

最後に

いかがでしたか?

宅建資格を取得すると人生の選択肢が増え、自分の可能性が無限に広がることが分かりましたか?

ちなみに、僕が宅建を取得した理由は、

  • マイホームを買うのに不動産の知識が欲しい
  • その知識を不動産投資でも活かしたい

というものです。

 

不動産は富裕層になるための黄金の架け橋。

宅建の学習で身に付く不動産の知識は、社内でも、起業でも、投資でも使える素晴らしいものです。

みなさんも、ぜひ宅建チャレンジしてみてください。

 

もっと宅建を知りたい方は

→宅建の難易度(準備中)

さっそく宅建の勉強を始めたい方は

→資料請求(準備中)

の記事をご覧ください。

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